top of page
是是の路地裏Blog
スーパーカーが好き その1
スリーアウトチェンジ?いやいや、HIGHVISIONでしょ、という話を誰かとしたことがあります。僕は基本テクノチックなものを好む傾向にあって、HIGHVISIONこそ傑作だと思っている節があります。(次点でANSWERが好き) その中の、有名な『YUMEGIWA LAST BOY』について語りましょう。実写映画ピンポンの主題歌ですね。ちなみに、好きな映画を挙げろと言われたらまず出てくるくらいには大好きな映画です。In the USAも歌いなよってね。 まず、タイトルが最高です。 夢際。元々存在しない言葉だと認識しているのですが、この一つの造語があまりに多くの余白を生んでいます。夢という意味さえ曖昧な言葉に、際という危うさを乗せる。細い平均台の上かもしれないし、崖の縁かもしれない、滲み出る向こう見ずな不安定さが若さを演出しています。多分、夢際に居る人は真剣で楽しそうです。そこに立っていること自体が楽しいと言いたげな、そんなことまで考えさせます。 それに続く「ラストボーイ」なんと切ない響きでしょうか。最後の少年というのは何が最後なのか、それとも少年の

まひと
8月14日読了時間: 2分
キーウィという曲について
我々、是是には『キーウィ』という曲があります。聞いていただけていますでしょうか。ええ、そうです。今週はネタを温存するために自分の曲に寄り道します。八月に入りましたし、ゆっくりいきましょう。 キーウィというタイトルのモチーフは鳥の方です。夜行性で、飛べない鳥ですね。 僕が知っている情報はそれくらいです。あとはニュージーランドの鳥ということくらいでしょうか。無知な私をどうかお許しあれ。でもぬいぐるみは持っています。 一語一句解説しても、自分で自分の歌詞を解説するほど野暮なことはないですし、イタさを積み上げていくだけですから。塔のようにね。なので、掻い摘んで触れていこうかなと思います。 早速。 冒頭、「夢を見る灼けた者」というフレーズがあります。この灼けた者というのは『銀河鉄道の夜』に出てくる「みんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない」というセリフから来ています。 主人公(キーウィ)は、その優しさ故にもう灼けてしまっていて、その後に続く疲れたよという一節に繋がるわけです。 そして、どこでも良いからとにかく遠くへ、という逃避を考えて

まひと
8月7日読了時間: 3分
BUMP OF CHICKENが好き その1
今週は、大好きなBUMPについて、その中で最も好きなアルバム『orbital period』の『ハンマーソングと痛みの塔』という曲についてです。 今回はただ好きを語るだけです。すみません。 この頃のBUMPにしては珍しく、セブンスの響きが印象的に使われています。この歌に相応しい浮遊感のある(音楽的な意味での)テーマとして、あえて選んだのだろうと勝手に考察しています。 また、一曲通して同じフレーズ感を繰り返し、徐々に変化していくような構成ですが、これもやはり世界観とよく合っていますよね。塔の上に立つ主人公の心情がよく表れています。歌詞とメロディが同時に天から降ってきたとしか思えません。畏敬の念を抱きます。というか、初めて聴いた時泣きました。 さて、やはり僕が語るのは歌詞についてになるのですが、この曲を知らない方はぜひ一度、一つの絵本だと思って歌詞を読みにいって頂きたいです。 BUMPによくある非常に寓話的な歌詞ですが、そのあまりの完成度から、何を切り取るか迷いますね。その中で一つ挙げるなら、「自分の孤独は周りの有象無象と違って特別だ」という思考がど

まひと
7月31日読了時間: 2分
チャットモンチーが好き その1
これから毎週金曜日に更新していこうと思っております。気楽にだらだらと書いていくのでね、肩の力を抜いて読んでください。いや、読まなくたって良いですね。リハビリみたいなものです。 本題ですが、チャットモンチーの『親知らず』という曲を知っていますか。僕はこの曲を初めて聴いた時からずっと大好きなんですが、何が好きって、僕には絶対に書けない歌詞だと思ったんですね。 今から書くことはものすごく抽象的かつ、突き詰めると少しシビアな話かも知れなくて、あまり真面目に受け取らないで欲しいんですけど。とりあえずつらつら行きます。 僕はこの『親知らず』という曲について、「自分の成長した身体の中に親を見つけてしまった」ものでもあると考えています。単純に寂しい卒業ソングじゃないんです。 親知らずって大人になってから生えるもので、文字通り親に知られないことに由来している思うんですけど、この曲においては自立を伝えてるものじゃなくて、むしろ自分が親と切り離せない、そういう血縁の呪いみたいなものを感じました。 僕(という男)が書く大人になるって、おそらく社会的な責任とか、仕事とか、

まひと
7月24日読了時間: 3分
無料ワンマンライブLinearを終えて
足を運んでくださった皆様、関係者の皆様、改めて心より感謝を申し上げます。 さて、真面目担当大臣として、また一つ文章を残しておこうと書き始めた次第でございます。 なぜ音楽をやっているのか? 今一度自分のためにも整理して言語化しても良いのかなと、そう思うに足る衝撃と感動、感情の爆発が七月十九日の夜から心の内でざわめき絶えず、正直はしゃいでいます。 MCでも少し触れましたが、僕が過去に与えられてきた、この世に生き残る、あるいは縋り付くための小さな拠り所を、今度は自分が作り出せたら良いと思って音楽を続けています。ずいぶん勝手な話でしょう。 ただ、これは音楽じゃなくても成り立つ話で、それこそ芸術の根本的な美しさと人間の懐深さが垣間見える部分だと思います。 僕は大層なカリスマ性のある人間ではありません。しかし、どれほど小さくても良いんです。むしろその矮小さが救いになるときもあるでしょうし、孤独を分割して飲み込む方法を一緒に見つけられることもあると信じています。 クラシック音楽、宗教画、古典的な文学書、何を例えに出しても良いですが、どれも今見つめ直しても感動し

まひと
7月21日読了時間: 2分
今日のkyo(初回限定盤) #1
どうも、ピアノです。誰も辿り着かないであろう場所に何かを残そうと思った次第で、とある作家が「木こり」と残したような緩さを持ってこの死角を作ったわけです。 今日のkyoは、グッズ制作で指先にまあまあな火傷を負いました。鉄はあんまり熱く見えないからネ。では、来週もサービスサービス残業残業!

まひと
7月7日読了時間: 1分
bottom of page