無料ワンマンライブLinearを終えて
更新日:7月22日
足を運んでくださった皆様、関係者の皆様、改めて心より感謝を申し上げます。
さて、真面目担当大臣として、また一つ文章を残しておこうと書き始めた次第でございます。
なぜ音楽をやっているのか? 今一度自分のためにも整理して言語化しても良いのかなと、そう思うに足る衝撃と感動、感情の爆発が七月十九日の夜から心の内でざわめき絶えず、正直はしゃいでいます。
MCでも少し触れましたが、僕が過去に与えられてきた、この世に生き残る、あるいは縋り付くための小さな拠り所を、今度は自分が作り出せたら良いと思って音楽を続けています。ずいぶん勝手な話でしょう。
ただ、これは音楽じゃなくても成り立つ話で、それこそ芸術の根本的な美しさと人間の懐深さが垣間見える部分だと思います。
僕は大層なカリスマ性のある人間ではありません。しかし、どれほど小さくても良いんです。むしろその矮小さが救いになるときもあるでしょうし、孤独を分割して飲み込む方法を一緒に見つけられることもあると信じています。
クラシック音楽、宗教画、古典的な文学書、何を例えに出しても良いですが、どれも今見つめ直しても感動します。少なくとも僕は、同じ人間という種が何百年と前に遺したものを見て影響を受けることができるということに感動します。時間を超えても人は根本的に変わらないと感じ、いつの時代に立っても物事に対し同じ距離感や感情を共有できます。
僕はこれにおそらく希望を抱いています。一見ミクロな営みでありながら、人間とはいかほどの生物でどのようにして生きるのか、そのヒントを互いに分け与えられる。どこかマクロでもある、芸術というものが内包する矛盾こそ人間的であると、僕はそれを愛しているような気がします。
音楽は、いつどこでも、やっぱり不変に良いものです。それはもう、人が関与できる次元でないとしたいほどに素晴らしいものだと思います。
あとは僕がどうその音楽に応えられるかでしょうか。難しいですが、僕なりの精一杯で表現を持って一人ひとりとコミュケーションを取りたいのです。それは音楽が好きで、今もなお楽器と共に生きてしまっているからです。
ワンマンライブの日のステージから見た景色はあまりに良いものでした。確かに、僕はピアノの前で息をしていたんです。笑いながらね。恥ずかしかったなあ。ちょっぴり涙もあったかなあ。生きててよかったかもなあ。かもだけどネ。メンバーのみんなありがとね。

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