top of page
まひと
脚本
Key, Gt
その他
プロフィール
登録日: 2026年7月6日
プロフィール
ぼちぼち文章残してます
記事 (9)
2026年9月4日 ∙ 3 分
BUMP OF CHICKENが好き その2
時間という魔法を使った料理を召し上がれ。ということで、『魔法の料理〜君から君へ〜』についてですよ。 この曲は涙なしには語れんわけです。聞いていて寂しくなるのに、ある程度歳を取ったことが愛おしくなる曲でもあり、昔の景色がより愛おしくなる、そんな人間と時間の愛に溢れすぎている曲です。この曲を知らない人はとにかく聞いてください。 ピアノシンセのような音とストリングスから静かに入り、藤原基央の手癖らしい弾き語りのコードが進んでいきます。 「叱られた後にある晩御飯の不思議」こんな始まりえぐいですよ。子どもにとって、叱られるというのは自分の世界全てを否定されたような気持ちです。なのに、おそらく叱ったであろう誰か、親なんかが自分のために料理をしているわけです。たった一文でその大きく温かい背中を思わせるんです。 子どもはこの温かさを感じ取っているんですが、なぜこんな気持ちになるのかわからないんです。だから、「魔法だろうか」と泣いているんです。 その後に「正義のロボットの剣」が出てきます。順番が前後しますが、二番では「プラスチックの何とか剣」に変わります。時間の経過と興味の薄れを感じさせる見事な対...
55
0
2
2026年8月28日 ∙ 3 分
リーガルリリーが好き その1
すっかりブログのことを忘れていて、急足で筆を取った次第でございます。今日はリーガルリリーの「キラキラの灰」という曲の歌詞について少し考察していきます。 この曲について少し調べようと思って知ったんですが、ダンジョン飯のエンディングだったんですね。ダンジョン飯は面白いと周りからよく言われていたのですが、未だに見れていません。シリアスなのかコメディなのかすらわかっておらず、そんな状態で歌詞を考察するのも良くないと思ったのですが、今回はいっそあえて歌詞だけから推測できることで書くことにします。 まず最初にこの曲の歌詞を見て、漠然と思ったのは死別を思わせるにおいがあるという点です。まずタイトルの「灰」、歌詞中の「届かなくなった距離」「君を二度目はもう離さないよ」など、失った人を想う歌詞なのではと考えられるものが多いです。「化粧のにおい」というのは死化粧、または葬儀に出ている自分の化粧のにおいを連想させます。途中のきらきら星の引用も、やはり星といえば少し死を感じさせます。 もっといえば、重力に逆らえずに踊った、呪文をひとつ抱えて飛んだ、これらもかなり直接的な言葉に見えてきてしまいます。...
66
0
1
2026年8月21日 ∙ 4 分
モーリス・ラヴェルが好き その1
僕はレジ打ちのバイトを始めて早6年が経ちます。続けて同じ商品を打つとき「同一ラベルです」と機械が喋ります。モーリスラヴェルだなあと、いつも思っています。 さて、「管弦楽の魔術師」と呼ばれているラヴェルと言えば『ボレロ』や『展覧会の絵(管弦楽編曲)』なんかが有名でしょうか。 しかし僕は、何より彼の書くピアノソロの曲が特に好きなわけです。今回はちょっと説明臭い文章が続くかもしれません。ご容赦を。 数あるラヴェルの曲の中で、個人的に特に好きな『クープランの墓』と『ソナチネ』について紹介していこうかと思います。本当は他にも好きなのあるよ。ベタに水の戯れとか、前奏曲とかね。 ——————— 『クープランの墓』は、バロック時代に活躍したフランソワ・クープランに因んでバロック音楽の形式を再構成しながら書かれた組曲です。 僕はその中でも特に『リゴドン』と『トッカータ』が好きなので、その二つについて書きます。 リゴドンは非常に生き生きとしていて、ハ長調(C Major)であることも相まって安定感と元気さがあります。中盤に同主調のハ短調へ転調し、終盤また冒頭テーマに戻ります。この三部形式はシンプルな...
62
0
2
bottom of page