アニメ映画が好き 総集編
更新日:10月6日
音楽の記事ばかり書いておりました。まひとです。
偶には音楽から外れてみようということで、アニメ映画について書こうかと思います。今回は趣味全開であることを先に謝罪致します。ごめんち。
というのも、そもそもアニメが好きではありますが、実は大学でもアニメを専攻しております。(こんなことを言ったら特定できてしまいそうですが)
しかしながら、当方絵はほとんど描けません。僕は演出や絵コンテを見たり描いたりするのが好きです、という逃げをしておきます。
さて、まずアニメ映画の監督と言えば誰が思い浮かぶでしょうか。有名どころなら宮崎駿(以降敬称略)、新海誠、細田守などでしょうか。
高畑勲、庵野秀明、押井守、今敏、山田尚子、片渕須直、佐藤順一。思い浮かべるとそれなりにいっぱい出てきます。監督毎に全然違う特色があったり、東映の系譜だとか、テレコムとかジブリだとか。紐解いて見ていくとなかなか面白いものです。
ここらで好きなアニメ映画を挙げましょう。
まず出てくるのは『ルックバック』です。比較的最近ですからね。藤本タツキ原作漫画の同名映画、これはもう凄まじい作品です。アニメーターという存在が惜しむことなく前面に押し出されていて、見ていて爽快感を感じるほど作り手の熱があります。
僕はアニメーターの井上俊之氏が大好きなのですが、このシーンは井上さんだろうか、なんて思いながら見たりもしました。あとから資料集を確認して、予想が当たっていたら僕の目に狂いはなかったとニヤニヤするんです。にしても、井上さんは絵が上手すぎる。羨ましい。
しかし、僕がこの作品において一つだけ言いたいことは京本が舞台装置すぎる。と言いつつ、それを踏まえても素晴らしい作品です。
『時をかける少女』も好きです。原田知世の方じゃないですよ。昨今は脚本で何かと突かれる細田守監督ですが、絵コンテの巧さはやはり唯一無二だと感じます。FIX(止め絵)の使い方、カットの使い回しで生まれる独特のテンポ感、動くシーンと動かないシーンのメリハリのキレ。真似したくなる魅力があります。デジモンのぼくらのウォーゲームを初めて見たときなんかは、あまりのセンスと面白さに度肝を抜かれました。(余談ですが、ひみつのアッコちゃん第3期の細田守演出回なんか見たら一発でわかるほど独特です)
時をかける少女は原作時点で本当に面白いですからね。タイムリープという要素が細田守演出と相性が良かったんだと思います。改めて、脚本家をもう一度採用してその才能を発揮してくれないかなあ。
通ぶれることでお馴染みのサイコホラー映画『パーフェクトブルー』も挙げます。そんなこと言っても、僕は素直に大好きですけどね。
今敏監督のデビュー作にして、個人的に最高傑作だと思っています。人間の狂気が本当によく描かれていて、現実と妄想の境界が曖昧になっていくという演出においてこの作品の横に出るものはないんじゃないだろうかと。実際僕は映画に造詣が深いわけじゃないので断言は避けますが、それだけの衝撃は間違いなくあります。
この映画は単純にストーリーがテンポ良くまとまっていてめちゃくちゃ面白いです。ずっとどんでん返し。これはぜひネタバレなしで見てください。
(今敏と切っても切れない関係のステルスマイナーこと平沢進氏についてもいつかガッツリ触れましょう。僕の青春時代を狂わせたアーティストです)
最後は、杉井ギザブロー監督の『銀河鉄道の夜』について。
まず前提、登場人物を猫にした漫画家ますむらひろし氏のセンスがすごい。原作を読んだときの、何となく西洋を感じさせる人間像はおそらく人によって姿が違います。それ崩さないようにそもそも人間の姿から外し、その上で宮沢賢治のどこかメルヘンさをより際立てる猫という選択。脱帽です。なんたって絵も可愛い。
これを原案としたアニメ映画になるわけですが、これが本当に好きなんですよね。Blu-rayを買って何回も見ています。細野晴臣氏の劇伴も本当に素晴らしく、正直完璧に近い映画だと思っています。
ただ一点、終盤ジョバンニがカムパネルラと叫ぶところは叫ばなくても良かったんじゃなかろうかと思っていたら、岡田斗司夫氏が同じことを言っていました。ちょっと悔しいです。
しかし、銀河鉄道の夜ってなんであんなに涙が出るんでしょうかね。歳を取ったからでしょうか。ああしくしく。
今回は4つ作品を挙げました。まだまだ書きたいことがたくさんあります。次にアニメのことを書く時があれば、僕の愛する庵野秀明回でお会いしましょう。サービスサービス。

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